早稲田実業学校初等部 受験特集 | ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール
早稲田実業学校初等部 受験特集

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しながわ・目黒こどもスクール 早稲田実業学校初等部受験のための入試情報ページ

学校所在地:東京都国分寺市本町1-2-1 http://www.wasedajg.ed.jp/

 

>2019年度クラス年長児・年中児 小学校受験総合学習コース


過去8年間の応募者数と受験倍率 早稲田実業学校初等部

●2012年度入試
応募者数:男子645名 女子436名 計1,081名

●2013年度入試
応募者数:男子589名 女子490名 計1,079名

●2014年度入試
応募者数:男子597名 女子429名 計1,026名

●2015年度入試
応募者数:男子522名 女子401名 計923名

●2016年度入試
応募者数:男子575名 女子384名 計959名

●2017年度入試
応募者数:男子541名 女子379名 計920名

●2018年度入試
応募者数:男子632名 女子445名 計1,077名

●2019年度入試
応募者数:男子650名 女子459名 計1,109名

※受験倍率の平均は、男子約6倍・女子約8倍

 

慶應義塾幼稚舎と並び、都内の私立小学校で最も志願者を集める人気校ですが、初等部の設立は2002年とそれほど歴史のある学校ではありません。それ故かペーパー考査の難度は年々上がってきています。入試は一次試験と二次試験に分かれており、一次試験の合格者だけが二次試験に進みます。一次試験のスケジュールは、11月1日~5日のうちの指定日1日。男女別に生まれ月の早い順あるいは遅い順に試験日・時間帯が割り振られ、実施年度によって変わることがあります。そのため、他の小学校との併願の予想がしにくく、当日の欠席者も多くなっています。

>参考例:2017年度は応募者数計920名に対し、受験者数は690名の230名減。

 

一次試験の合格発表の翌日から二次試験がはじまります。昨年のスケジュールは11月8日~10日のうち指定日1日。最終日の翌々日に合格者発表。


入試の特徴と合格に向けたアドバイス 早稲田実業学校初等部

考査内容は、まず一次試験でペーパーテスト、個別テスト(絵画制作)、集団テスト(運動・集団活動)がおこなわれます。ペーパーは、お話の記憶ともう一枚プリント(数量や推理)が出題されます。お話の記憶は先生の肉声でおこなわれ、例年2~5問程度の出題です。数量では、数の分割・隠れた積み木の数を数えるなど難度の高い出題もあり、思考力が問われます。推理では指示理解を重視するものから、回転図形・鏡図形など図形要素を含む難しい問題まで様々です。過去の入試で「迷路」が出題されたことがあり、数名の受験者に聞き取りをおこなったところ誰も再現できなかったほど複雑な問題だったこともありました。難度は高いですが、ペーパーの枚数は少ないので出題領域をよく把握し、対策を立てることが望ましいと言えます。

絵画(課題画・条件画など)と制作(課題工作・巧緻性・粘土制作)は、受験グループごとに異なる課題が出題されています。絵画では、お話のつづきを描く課題や川・山の絵を描くなど創意工夫を求める内容に加え、人物画(一人よりも数人を描く)や、写真を手本に絵を描く内容が出題されています。塗りの強弱・筆圧の力など運筆力をみる意図もあり、手先の巧緻性も必須となります。また、受験グループにより、絵画の代わりに粘土制作が実施されることもあります。「みんなが驚くようなお菓子をつくりましょう」といったテーマは絵画と同様であり、こちらも創意工夫を求める内容といえます。

運動は大きく分けて、ケンケンやスキップなどの平衡感覚や俊敏さをみる活動と、バック走やスキップなどの跳躍・リズム感をみる活動の2つに分類されます。最近の入試では、これらの要素を含む活動が指示行動や模倣ダンスの最中に出題されることが多く、指示理解や動作の俊敏さが求められている印象です。また、それぞれの活動についても細かい指示があり、例えば「手を飛行機のように広げながらケンケンをする」など、見逃しがちな動作もあります。考査は楽しい雰囲気で進行しますが、けじめをつけて取り組む場面もあります。

集団活動は自由遊びが出ています。まず、グループで相談して遊びの内容を話し合います。ここでは、積極性や指導力・協調性といったお友だちと一緒に共通の目的を決定していく上で必要な力、話し合いを円滑に進行させるために自分から発言できるか、意見を聞けるかといった事柄が重視されています。三敬主義(他を敬し、己を敬し、事物を敬す)を核とする早稲田実業初等部においては、集団テストは入試で最も大きなウエイトを占める考査といえるでしょう。


早稲田実業学校初等部の面接 早稲田実業学校初等部

面接は二次試験でおこなわれます。面接形態は親子面接。父母はどちらか1名の参加であっても過去に数名の合格者が出ています。面接は両親参加が必須などと誤った情報もありますが、そんなことはありません。なぜなら、面接は受験生への質問が8~9割を占め、同席する親には質問が来ないケースすらあるくらいです。8~9割を占める質問の中身は、一言でいうと「会話」。受験生の回答に対してさらに発展させた内容を聞いてくるパターンが多いようです。自分の言葉でしっかりと受け答えをし、大人の人と対話ができるようにしておくことが最も重要です。よくある質問として、将来の夢は何ですか?という問いがあります。前校長である橋詰先生が、講演会で現日本ハムファイターズの清宮選手について語っていた内容はとても印象的でした。「清宮くんは入学時からすでにプロ野球の選手になるという高い志を持っていた。言葉にするのは簡単だが、叶えるのは難しい。何をどう勉強すればいいのか常に考えて行動していたから、あれだけの結果を出せているのでしょう。そしてそういう高い目標を持った子は、何かを言い訳にして勉強をおろそかにすることは無いのです。なぜ、早稲田実業に入学するのか。ご両親の意向もあるでしょうが、ご本人が何らかの目標を持って来てくれることが一番嬉しいこと。」しっかりとした目標があり、それに向かって行動できる子かどうかを確かめるねらいがこの質問にあるのでしょう。

 

<両親への質問内容>

お休みの日はどのようにお過ごしですか

6年間、家庭ではどのような教育をおこないますか

お子さんをどのように育てたいですか

学校に対して希望はありますか など

 

<本人への質問>

お名前を教えてください

お誕生日はいつですか

1人で電車に乗って小学校まで通える自信はありますか

習い事は何をしていますか

(習い事の質問から)それはどんな気持ちでやっていますか など


早稲田実業学校初等部の生活作業考査 早稲田実業学校初等部

入試では、洋服たたみ・雑巾絞り・洗濯物干し・風呂敷つつみ・整頓の作業など、お手伝いの中からの出題が多く出ています。これは、ご家庭での躾やお手伝いの経験を学校生活で実践し、早稲田実業に入った後も自主的に物事に取り組める子かを選んでいるからだと考えられます。普段の生活のようす、ご家庭での躾や自主性を伺うものですので過去の出題内容に関わらず、一通りは経験させておくことが大切です。下記にいくつかの生活作業を紹介しています。是非お子さまと一緒に練習してください。

 

洋服の着脱/洗濯物干し/洋服たたみ/風呂敷つつみ/荷物整理/食事の配膳/テーブル拭き/箸つかい/箒で掃く/ちりとりを使う/雑巾絞り/ビニール袋を結ぶ


早稲田実業学校初等部の過去問チャレンジ 早稲田実業学校初等部

一次試験のペーパーテストから過去問題をいくつか紹介するとともに、チャレンジ問題を掲載しています。是非お子さまと一緒に練習してください。

※端末に適した色で表示するため本来のモノクロ問題ではなくカラー表示にしています。

 

<問題①>

矢印のところから野菜マークのマスがある決まりに従って並んでいます。空いているマスに当てはまる野菜のマークを考えましょう。

早稲田実業学校初等部チャレンジ問題 しながわ・目黒こどもスクール

 

 

 

 

 

 

 

 

<問題②>
2色の積み木が並んでいます。黄色い積み木の数はいくつですか。その数を答えましょう。

早稲田実業学校初等部チャレンジ問題 しながわ・目黒こどもスクール

 

 

 

 

 

 

 

 

<問題①の正解>矢印の位置から順に、①トマト、②人参、③キャベツ

系列の約束は、トマトとキャベツは1つずつ数が増え、人参は2つずつ数が増える。

<問題②の正解>12個


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